九州焼酎島

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2018/04/05

後藤酒造場〜福岡の麦焼酎・古久の蔵紹介

福岡のプレミアム麦焼酎・古久を造る8蔵紹介

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福岡県の本格焼酎を造る八つの酒蔵が、統一ブランドで出している麦焼酎・古久。八女市黒木町の旧国鉄トンネル跡を貯蔵庫として利用し、アルコール度数40度以上の原酒を最低5年以上寝かせて、出荷する。

とっても時間をかけて出来あがる、プレミアムな長期貯蔵・熟成の麦焼酎は、製造する8蔵それぞれの味があり、8つの古久それぞれに物語がある。

古久を造っている蔵を紹介する。まずは、古久のトンネルの“管理人”も務める後藤酒造場から。

後藤酒造場(八女市黒木町)

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有名な大藤の隣、福岡屈指の老舗・後藤酒造場

後藤酒造場は、福岡県八女市黒木町の有名な黒木大藤のすぐそばにある。古久が貯蔵されている旧国鉄のトンネルも近い。だから、8蔵を代表して古久の貯蔵庫の鍵を管理している。「古久を地元のトンネルで貯蔵していますから、後藤酒造場としてはお客様にアピールしやすいのです」と専務の後藤和夫さんは言う。

福岡県の酒蔵では2番目に古いとされる、後藤酒造場。創業1667年と伝えられ、360年の歴史を誇る。メインは日本酒の製造で「藤娘」の銘柄で知られる。本格焼酎造りは戦時中の食糧難で、米が手に入らず、清酒造りができなかったときに、始まったという。

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後藤和夫さん

古久のブランド名も「黒木大藤」

現在は、「黒木大藤」のブランド名で、麦焼酎のほか、米焼酎、芋焼酎を製造。地元の商工会青年部とJA青年部との共同企画で「素素人(そうすっと)」という名の芋焼酎も造っている。

いずれの焼酎も、日本酒造りと同じ黄麹を使用する。多くの焼酎は白か黒の麹で仕込まれるが、「清酒造りに慣れているので、扱いやすい麹なんです」と後藤さん。造りはほぼ手作業。蒸留作業以外は、機械を使うことがほとんどないから、手づくりの味わいが楽しめる。

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なんと25年物のお宝・古久が眠る!

後藤酒造場の古久は、麦焼酎「黒木大藤」の原酒である。他の蔵に比べて、寝かせている時間が段違いに長い。「うちは日本酒がメインの蔵なので、焼酎の製造量がそれほどなくて。トンネルの中から、あまりかめを出し入れしてなかったんです。ただ、そのおかげで、2018年には25年物の古久のかめを30個出そうと思っています。4合瓶換算で1200本になります」

味に関して聞くと、後藤さんは「うちの古久は、他の蔵よりも、麦の熟成香がしっかりしていると感じます。古久は各蔵でクセがあり、バラバラの味だからこそ面白いと思うんですよね」と話す。

熟成の時間は、お金でつくれるものではない。25年物の麦焼酎とは、何ともすごい“お宝”が眠っていたものだ。

 

後藤酒造場

福岡県八女市黒木町黒木26番地

0943-42-0011

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古久について詳しく知りたい方はこちらから。

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お宝麦焼酎の「古久」


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