２０１７年の第６回福岡県酒類鑑評会の受賞焼酎を紹介

らんびきのゑびす酒造が高評価

福岡県の焼酎や日本酒の優れた銘柄を選ぶ２０１７年（平成２９年）の第６回福岡県酒類鑑評会が開かれた。ことしは本格焼酎部門で、ゑびす酒造（福岡県朝倉市）の評価が高い。麦焼酎長期貯蔵の部で、「古酒ゑびす蔵」が福岡県知事賞、「けいこうとなるも」が福岡県議会議長賞と優秀賞を独占。麦焼酎樽貯蔵の部で「らんびきGOLD」が福岡県議会議長賞、各種焼酎の部でも、米焼酎の「福徳戎」が福岡県知事賞を獲得した。

７月の九州北部豪雨で、蔵周辺が甚大な被害に遭ったゑびす酒造。復興に進む地域での焼酎造りに励みとなる賞の受賞となった。

本格焼酎５部門には、合計１１８点が出品され、成績上位を金賞とした。さらに金賞の中から特に優れた銘柄として、福岡県知事賞、福岡県議会議長賞をそれぞれ１点ずつ選んだ。

福岡は麦焼酎を押している。審査では「長期貯蔵などプレミアム生のある本格麦焼酎を中心に『博多焼酎』の認知度を高める」ことを目的に、個性と香り、味とのバランスを重視。「香味の調和がよく、良好な個性を有し、もっと飲みたくなる焼酎」を選定した。

各部門の受賞焼酎は次の通り。