九州焼酎島

楽しむ
ロック

九州焼酎島がおすすめするオン・ザ・ロックの作り方

焼酎の香りや味、その変化を楽しみたい人におすすめの飲み方は、オン・ザ・ロック。はじめはストレートに近い味わいを楽しめ、氷が溶けるにつれて水割りの飲みくちを体感できる。おいしく飲むためのコツを紹介したい。

1.ポイントはグラスの冷たさ

オン・ザ・ロックの焼酎をおいしく飲むには、グラスを冷やしておくのがポイント。氷や水をグラスにたっぷり入れ、グラスが冷えたら空にして焼酎を注ぐ準備はオッケー。冷たさこそが美味しく飲む秘訣だ。

氷の質、そして、焼酎を注ぐ酒器にもこだわりたい。

2.大きな氷のオン・ザ・ロック

冷えたグラスに大きめの氷を1つ入れる。焼酎をゆっくりと適量注ぎ、マドラーで軽くまぜたら、できあがり。ミネラルウォーターのチェイサーを用意しておいたらグッド!

氷は家の水道水で作ったものではなく、お店で買ってきた透き通ったガラスのような氷を使用したい。家庭の冷凍庫では氷に、気泡が入ってしまう。業務用の氷はグラスに入れた時、ちょっと溶けた部分が照明に輝いて美しい。バカラのグラスでも使った日には、見た目でも楽しめ、ちょっとリッチな気分に浸れるのである。

3.クラッシュ氷のオン・ザ・ロック

クラッシュ氷(細かく砕いた氷)のオン・ザ・ロックもおすすめだ。冷やしたグラスの準備は、大きめの氷と同じである。

クラッシュ氷のオン・ザ・ロックは、「焼酎人」(売る人)に登場している、焼酎居酒屋「博多島一」店主の山崎幸一郎さんが一押しする飲み方だ。山崎さんいわく、「お酒の個性、いい部分がすぐに出てくる」。スタートダッシュから、おいしく焼酎を味わえるというわけだ。


九州焼酎島が選ぶオン・ザ・ロックにおすすめの焼酎

飲んだ瞬間に「ガツン」と来る焼酎を中心に、さわやかな飲み口の焼酎も加えた。

石蔵(白金酒造)ご購入はこちら

明治時代から続く国指定登録有形文化財の蔵で造られる芋焼酎。1、2次ともにかめで仕込み、木桶蒸留器で蒸留。力強い香りとコクはとっても無骨で、男らしさを感じる味。

帥(さつま無双)ご購入はこちら

蒸留後の原酒を熟成させた、アルコール37度の芋焼酎「師(そつ)」。芳醇な香りとキレの良い後味は、とっても飲みごたえあり。

豊永蔵(豊永酒造)

熊本・球磨の大自然の恵みを受けた、有機無農薬栽培の米を原料にした米焼酎。ほのかな吟醸香の中に、しっかりと米の甘みが広がる。

釈云麦(西吉田酒造)

原材料は大麦と大麦麹と「麦・麦」の、飲みごたえある麦焼酎。常圧蒸留で仕上げてあるため、麦の個性がひときわ引き立ち、風味もすばらしい。