九州焼酎島

焼酎を知る
焼酎は糖質ゼロ

ダイエットにいいお酒は焼酎って本当?

焼酎を好んで飲む人に話を聞くと、「体に優しい酒だから」との声をよく聞く。確かに、芋や黒糖など甘い原料を使っているにもかかわらず、焼酎は蒸留酒なので糖質ゼロ。最近太り気味、糖分の摂り過ぎが気になるという人、ダイエット中の人には、おススメの酒である。

最近は健康志向もあってか、「カロリーオフ」や「ノンカロリー」「カロリーゼロ」と表示されている、第3のビールや発泡酒、チュウハイ、カクテルなどのお酒を見かける。カロリーの表示は、健康増進法の栄養表示基準で決められている。

カロリーオフはカロリーゼロではない!

「カロリーオフ」は100ミリリットル(ml)当たりで20キロカロリー(kcal)以下の飲料で表示可能。「ノンカロリー」と「カロリーゼロ」は、100ml当たり5kcal未満の飲料で表示することができる。つまり、完全にカロリーは「0」でもないというわけだ。「糖質ゼロ」「糖質オフ」などとPRしていても、この手の飲み物には、人工甘味料が含まれている。添加物によって味を調整しているのだ。


本格焼酎は無添加、糖質ゼロ!

本格焼酎は原料、麹、水だけで造られる。糖質ゼロで人工の甘みもない。また焼酎には、ほとんどプリン体が入っていない。ビールなどに含まれるプリン体を避けたい痛風の人も、「焼酎なら安心して口にできる」と言う。「プリン体オフ」などをアピールするお酒もあるが、やはり添加物で調整している。

人工甘味料などの添加物を使わずに「糖質ゼロ」を、堂々とうたえる本格焼酎。健康志向でお酒も好きという方にとっては、うれしいアルコール飲料である。


健康におススメは「お湯割り」や「水割り」

本格焼酎も25度程度あるので、そのまま気で飲むと、肝臓に負担がかかる。肝臓でのアルコールの分解をスムーズにするには、「お湯割り」や「水割り」で薄めて飲むのがおススメである。

ただし、「糖質ゼロのお酒だから安心」と言って、おつまみを食べ過ぎるのには注意が必要。ダイエット中の人も、効果が少なくなる。適量の焼酎、適量のおつまみで、楽しい晩酌を!