九州焼酎島

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2017/11/13

麦焼酎・喜多屋与作が大賞 福岡国税局酒類鑑評会

2017年(平成29年)福岡国税局酒類鑑評会

本格しょうちゅうの部大賞は喜多屋与作

 

2017年の福岡国税局酒類鑑評会の本格しょうちゅうの部で、喜多屋(福岡県八女市)の麦焼酎「喜多屋与作」が、第1位の大賞に選ばれた。

大賞を記念して、近く受賞酒を限定販売するという。

喜多屋与作は、福岡県産の二条大麦「はるしずく」を原料に、常圧蒸留で仕上げている。喜多屋で人気の麦焼酎「是空」「吾空」を貯蔵する前の種酒となっている。

通常、喜多屋で販売している喜多屋与作は、樫樽貯蔵の原酒をブレンドしたりしているが、今回の受賞酒は新酒。

喜多屋は筑後平野南部の福岡県八女市で、江戸文政年間(1818年〜1830年)に創業した日本酒造りを主とする蔵。本格焼酎の製造にも取り組み、1973年に国内初となる酒類用減圧蒸留器を開発している。

競技会での受賞歴も多数。世界的権威のある酒類競技会、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2013日本酒部門で、「大吟醸 極醸 喜多屋」が日本酒世界一の「チャンピオン・サケ」に輝いた。

九州の酒蔵で「チャンピオン・サケ」を受賞したのは、喜多屋と「鍋島」で知られる佐賀県鹿島市の富久千代酒造の2蔵しかない。


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